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映像作家・村岡由梨のブログ http://www.yuri-paradox.ecweb.jp/

失われた魔法

 この前の日曜の夜、色々あって、私の状態が極度に悪化して、友人に電話で助けを求めて(←こんなこと滅多に無い)自宅に来てもらって明け方近くまで話し合い、それが奏功して、翌月曜日は仕事が少なかったのもあって状態がやや回復。でもその夜、例の「ぐるぐる」が始まって、さらに悪いことに、野々歩さんの頭痛も重なって、花ちゃんのぐずりも重なって、殆ど眠れないまま、今朝7:30から仕事。

 慌てて飛び起きて支度をして自転車に飛び乗ったものの…自転車が全く動かなかった。そりゃそうだ、こいでないんだから(苦笑)。正確に言うと、「こいでない」んじゃなくて、こげなかった。

 体が全く動かない。目が開かない。前が見えない。時間が無いから自転車を1cmでも前に動かさなければならないのに、全く動かなかったの。 もう何も出来ない。 そんな気持ちがザーっと自分から流れ出た後、私はガランドウになりました。

 でもノンキにガランドウになってる場合じゃないのがツライところ(苦笑)。私が行かなければ色々な人に迷惑が掛かる、その一心で、自分の体を引きずるようにして前に進みました。そして、いつもの倍以上の時間をかけて目的地に到着(大幅に遅刻)。何とか仕事をこなして、また体を引きずって事務所(=自宅の真ん前にある私の実家)に戻り、そこで力尽きました。

 その後の修羅場?はここには書けません(笑)。とりあえず昼間の仕事は全てキャンセルして、部屋に一人こもって、バラバラに壊れた自分の頭の欠片を必死にかき集めていました。脱水起こすんじゃないかっていうくらいいっぱい泣いたし、頭の血管も2.3本切れていると思います(苦笑)。

 で、何とか持ちこたえられたから、今、ここに座ってこれ書いているんですけれども。

 どうして持ちこたえられたかというと、今日の昼間、友人がくれたメールがね、とても美しかったからです。その友人は、前述の日曜日に自宅まで来てくれたその人なんだけどね、この前明け方近くに話し合った時、私は、「私は生きて行く上で『魔法』が必要」と言ったんだけど、この魔法についての記述がメールにあったの。それがとても美しかった。

 私を勇気づけてくれて本当にどうもありがとう。あなたは本当に恐るべき人です(笑)。

 その後、夕方まで休んで、図書館へ寄って安房直子さんの本を数冊借りて、仕事を一件だけやって帰りました。

 今日のことで、私が痛切に感じたのは、私は魔法から離れてはいけない、作品制作から離れてはいけない、ということ。近頃私はあまりにも、この二つから離れ過ぎました。だから不調が続いているんだと思う。 何はともあれ、今日精神に大打撃が来たお陰?で、年末の個展のモチーフが突然明確になったし、何だか面白いものになりそうなので、やったね!という感じです(笑)。みんな、絶対見に来てね!

 【友人様へ】

 今日一日野々歩さんは、眠と花を連れておばあちゃんの御見舞いに行ってたんだけど、わざわざ私の為にプレゼント(「安房直子コレクション1」)を買ってくれたんだって。しかも、そのプレゼントが入ったリュックを電車に置き忘れて来たんだって(笑)。

 あとね、やっぱり私は過去に安房直子さんの作品を読んだことがありましたよ。「すずめのおくりもの」ものすごく懐かしかった! 重箱に入ってたちっちゃなおいなりさんにキュンとしました。