映像作家・村岡由梨のブログ http://www.yuri-paradox.ecweb.jp/

PCがイカレて只今メール受信出来ません。

 12日の早朝に東京の自宅を出て、昨日18:53仙台発の新幹線で東京に帰って来ました。

 もう大変だった! 今年の誕生日に姉からプレゼントしてもらった、大切な大切なアナ・スイの傘を仙台のホームに忘れてくるわ、(元々乗り物酔いしやすいので)新幹線でゲロゲロに酔うわ…東京に着いてからも暫くビニール袋片手に顔面蒼白でホームに直立してました(苦笑)。

 それでも、今回の旅は私にとって忘れられない旅になりました。

 な、なんと審査員賞とグランプリを頂いたんです!

 行きに代々木八幡駅で途中下車して、八幡様にお参りしたのが効いたのかな?

 私、八幡様に単刀直入に「個展をやりたいんです。やらせて下さい。」ってお願いしたの(笑)。

 とにかくラッキーだったとしか言い様がないです。

 ここここ個展だよ! しししかも、「せんだいメディアテーク」で!

 こんなに嬉しいことないよ! こんなに嬉しいことない! ないです!(←暑っ苦しいなぁ(笑))

 「ランテルディⅡ」を作り終えてから今まで、常に私の頭にこびりついて離れなかったのが、私自身が次に作る作品のこと、次の次に作る作品のことでした。寝ても覚めてもそれらは常に頭にこびりついていて、時々、白黒の市松模様の服を来た男が私を殺そうとやって来たり、両羽がもげ、血を流している巨大な鳥が私を食い潰そうとしたりしました。

 ふと窓辺に立って夕暮れ時の美しい空を見る時、私は、目の前にある窓を突き破って高く高く飛んで行き、遥か遠くに存在する「美」や「神秘」の存在に、私の手は絶対届くのだ、と信じています。 そんなもの存在しない、自分の手が届くはずもない…などと思えば、私はきっと「相対の関係」にある存在と存在の歪み(ひずみ)に墜ちてしまう。

 …と、ちょっとシメっぽい話になっちゃってごめんなさい(笑)。

 とにかく、全身全霊全力で個展をやりたいです! 暑っ苦しくってごめんよ! 暑っ苦しくて結構! 暖房いらずで結構じゃないっすか!

 最後に余談ですが、仙台駅に忘れた傘、駅員さんが着払いで送ってくれるそうです。

 よ、よかったぁ! 今後は無くさないように体に括りつけときます…。