映像作家・村岡由梨のブログ http://www.yuri-paradox.ecweb.jp/

DAMENINGEN

 今日は心身共にダメな一日でした。仕事へ行けなくてお休みしてしまったのも数ヶ月ぶりのことだし、夕方からの大事な約束もキャンセルしてしまった…。それでも、ちょうど我が家に知人の映像作家が来ていて、夕飯にピザをとって、皆で食べながら彼の作品を観られたのはよかったです。

 自分とは全く違うアプローチで作られた作品を観るのはやはり面白いし、自分が作れないものを作る人は、素直にすごいと思います。でも私は、自分の子供に軽蔑されるのがこわい(苦笑)。うちの娘たちはもう中1と小4なので、ある程度物事の善悪の判断がつくし、それなりに各々自分の意見を持っているし、私の中に何かやましいことがあれば、すぐに見透かされてしまう。作者が甘い生き方や考え方をしていると、結局その甘さが自ずと作品にも表れてしまう。自戒も込めて、私ももっと真摯に、自分の人生や作品制作に向き合わないと、と思いました。

  ちなみに、最近、具体的な目標が色々出来てきました。私も、色々な作家を呼んでカラフルな上映会をオーガナイズしてみたい!!!っていうのも、そのひとつ。実現するといいなぁ。

パリで受賞!

 パリで開催されていた19th Paris Festival for Different and Experimental Cinemaにて、映像作品「スキゾフレニア」が、honorary and non-hierarchical awardを受賞しました!15日夜に現地で行われた公開審査会の直後にコーディネーターから興奮気味(笑)の連絡があり、受賞を知りました。歴史ある実験映画祭で、1000本もの応募作品の中からの5本(!)のひとつに自分の作品が選ばれるなんて、ただただ驚きでいっぱいです。今から、審査講評を読むのが楽しみです!ありがとうございました。

 モノクロの「スキゾフレニア」からの反動か、今制作中の新作はとてもカラフルなので、頭がとてもチカチカするのですが、完成が今から待ち遠しい…早く観たいな

第12回札幌国際短編映画祭にて

 ブログでの御報告が遅れました。

 今日まで札幌で開催されている「第12回札幌国際短編映画祭」にて、私の映像作品「スキゾフレニア」がスペシャル・メンションを獲得しました!聞くところによると、国際審査員の一人であるWarren Sin氏が強く推挙して下さったのだとか。世界99の国と地域から応募された3,524作品もの大海の中から、私の小さな作品を拾い上げて下さったことを、とても誇らしく嬉しく思います。関係者の皆さま、本当にありがとうございました。

 

 受賞発表前の公式上映で、一緒に舞台挨拶に立った眠が、「私は、お母さんのことを、お母さんとしても表現者としても尊敬しています」と言ってくれて、涙が出そうになりました。この作品を制作するにあたって、色々苦しんだことやその他諸々が、この一言で報われたような…そんな気持ちでいっぱいになりました。

 

 本当にありがとう。

 

 

札幌とパリ

 昨年から今年にかけて、東京・アメリカ・エストニアセルビア・エジプト・インド・イギリス・ポーランド・フランス・コロンビア・カナダ・ロシア・名古屋と旅してきた、私の映像作品「スキゾフレニア」が、今月、札幌とパリで上映されます。

【第12回札幌国際短編映画祭

sapporoshortfest.jp【19th Paris Festival for Different and Experimental Cinema】

http://www.cjcinema.org/

 

 残念ながら、フランスでの上映(私の作品は10/12)には立ち会えませんが、札幌での10/6(金)10/8(日)の上映には参加する予定です。会場で見かけたら、お気軽にお声がけください!

 また、現在、札幌国際短編映画祭FacebookTwitterでは、私がスマホで制作した明るい(笑)PR動画が公開されています。約1分の短い動画なので、みなさん気軽に観てください。

www.facebook.com

https://twitter.com/sapporoshort/status/913924384053633024

  今回の上映が終われば、私の中で「スキゾフレニア」に関して、何だかほっと一区切りつくような気持ちです…。

 

https://twitter.com/sapporoshort/status/913924384053633024