キースの骨を梅の木の根元に埋めた
今日は、先々月に亡くなったキースの四十九日だったので、犬歯など数個の骨だけ手元に残して、残りを実家の玄関前にある梅の木の根元に埋めました。
夜、小雨が降りしきる中、シャベルで穴を掘りました。
骨壺の骨を穴にザザーッと入れた時、キースの細かい残骸が舞い上がって、私は、その灰をいっぱい顔に浴びて吸い込みました。
この梅の木の根元には、2001年の暮れに亡くなった桜文鳥の黒P子の遺体も埋まっています。
P子はあれからどこへ行ってしまったんだろう。キースは今どこにいるんだろう。
そんなことをぼんやり考えて泣きました。
傍らにいた野々歩さんに抱かれた眠が、梅の木を指差して、「ワンワン、ワンワン!」と言ったそうです。
眠は何かが見えるようです。
竃の中で燃えて行くキースの体。 梅の木の根元に埋めたキースの骨。
キースは今、どこでどうしているんだろう。