ぐるぐるどかん

　今度の個展で、3.3m×8.72mの壁面に何を展示するか思いつきました。他の2つの壁面と空間、及びもう一つの上映スペースでの展示イメージは大分前から固まっていたんだけど、この壁面だけはどうしようかまだ決まってなかった。
　テーマは性犯罪における性・生殖における性、そして、私の作品の大きな柱の一つである「永遠の純粋性」。　前者のテーマを考えるのは本当に辛いです（苦笑）。　考え始めると、「女性」だの「男性」だのと名のつく人達（もちろん母も夫も含む…ごめんなさい）に近寄っただけで吐き気を催すほど、緊張した精神状態に陥ってしまう。最悪です。　唯一眠だけは大丈夫。　彼女は性を感じさせない。とても清潔な存在なのです。

　ここ何日か仕事が忙しく、一睡もしないで仕事をしなければならなかったりもしました。そんな日は、自分の作品に時間を費やすことが出来ず、絶望感で心がいっぱいになります。　でも負けてたまるか、と思います。観た人の魂をえぐりとってぶったぎるような作品を作ってやる、と思います。