映像作家・村岡由梨のブログ http://www.yuri-paradox.ecweb.jp/

鬱病日記

 先日書いた、私の「プライベート用日記」が、正しくタイトル通りの様相を呈して来ました(笑)。まあ、予想はしてたんだけどね。 実は前にも日記帳を買って毎日付けていたことがあって、その内容が余りにも陰惨で、私の病状を加速度的に悪化させる代物だったから、野々歩さんから「日記禁止令」が発令されていたの。今回はそれを押し切って、また始めちゃったのよね…そうしたら案の定この有り様だ(笑)。とほほ。(そういえば、前の日記帳を読んだ野々歩さんが、私の為?に日記のページを破ってムシャムシャ食べちゃったこともあったなあ。)

 「鬱病日記」の内容は、このブログに書く内容と全く違うの。嘘偽りの無いことを書いてる、っていう点では共通しているけど。

 人が私に抱くイメージって、本当に、人によって極端に違う。「明るくて素直で、テキパキと何でも出来る娘さん」「ほわわんとした、ゆっくりペースの甘えん坊」「世間ずれしていない箱入り娘」「作品作りにストイックに取り組む狂人」「頭脳明晰な気違い」「実務能力有り」「実務能力無し」「おとなしい人」「大胆な人」「ひょうきんな人」「真面目で頭が固い頑固者」…などとよく言われる(笑)。何じゃこりゃっていう感じだよね。

 どれも当たりなんだけど、この内のどれか一つ=私の全てみたいな風に勘違いされると、非常に非常にストレスが溜まります。私自身を知ってもらうのに一番てっとり早いのが「私の作品を見てもらうこと」なんだけど、実際に作品を見たって、わかんない人はわかんないらしいね。私の作品が、ただのシュルレアリスム的映画だと思ったら大間違いです。 私の作品は、言うなれば「写実的で直接的な方法による自画像映画」です。「シュルレアリスム」っていう言葉でカテゴライズしようとしている時点で、全くズレてるよ。本当に息苦しい。

 こういうフラストレーションが、さらに鬱状態に拍車をかけるのであーる(笑)! おしまい