映像作家・村岡由梨のブログ http://www.yuri-paradox.ecweb.jp/

ぼくは心がずんとした

 先日、山田さんからヒルデガルド・フォン・ビンゲンの暫定版音源が届いたので、早速、他の曲と合わせて聴いてみました。本番同様、「4つの最後の歌」〜「悪魔のトリル」〜「O Euchari,in leta via」〜「幻想交響曲」という順番で、何回も何回も繰り返し聴きました。

 私の中に沸き上がった感情は、言葉では言い表せないです。 胸の奥がザワザワと痺れて、両眼がうっすらと涙で覆われ、おしっこに行きたくなりました。

 これは私にとってとても良い兆候で、何だか良い作品になる予感がします。

 (タイトルは、灰谷健次郎さんの「兎の眼」の中の鉄三の作文から拝借)