2017年8月14日午後1:05
青空の部屋で、中学生の娘と。
2017年8月10日午前1:11
自分の作品を見ながら、仕事。
僕の将来に対する唯ぼんやりした不安
芥川龍之介って、今の私と同じ歳で亡くなったんだ。
2017年5月15日〜19日・ポーランド滞在記
以下、Facebookにアップした、私のポーランド滞在記です。Facebookをやっていない友人のために転載しました。
今回の旅では、日本だけでなく、色々な国のアーティストと知り合うことが出来ましたが、一番強烈だったのが、アウシュヴィッツ博物館公式ガイドの中谷剛さんとの出会いでした。ビルケナウから第一収容所へ移動するシャトルバスの中で中谷さんと隣になった時にお話をさせていただいたのですが、中谷さんの次のような言葉がとても印象に残っています。
「毎日毎日人間のネガティヴな部分を、来館者の方々に繰り返し説明していて、無力感に襲われることは多々あります。それでも、僕は人間のポジティヴな部分に対する希望は捨てていないんです。だから、僕はこのポーランドに住む一介の無名の日本人に過ぎないけれど、僕は僕なりに事実を伝え続けていく価値があると思っています」
私にとって、今回のポーランドでの経験は、これまで自分の中でグラグラしていたものがくっきりと固まったような、人生観を大きく揺るがすようなものになりました。今後の人生、一人の表現者として、いかに社会と向き合い、いかに生き、いかに死ぬのか、「覚悟」のようなものが決まったように思います。今までの私の作品が「第1期」だとしたら、現在準備中の新作は「第2期の始まり」と位置付けすることが出来ます。それぞれの作品を一個一個独立させて考えるというよりも、人生という大きな流れの中で、その時々で作られるべくして作りあげた作品たちと、精一杯自分の人生を生き抜くことが出来たらと思います。
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村岡 由梨さんは Warsaw Chopin Airportからヴロツワフに旅行しました。 · ワルシャワ (ポーランド・Masovian Voivodeship) ·
村岡 由梨さんが写真2件を追加しました — 場所: B&B Hotel Wrocław Centrum · ヴロツワフ (ポーランド・Lower Silesian Voivodeship) ·
ホテルから見た美しい町並と、乗り物酔いでそれどころじゃない私。明日に備えて早く寝ます
村岡 由梨さんが写真2件を追加しました — 場所: Caffe Bohema · ヴロツワフ (ポーランド・Lower Silesian Voivodeship) ·
宝石箱みたいなケーキ!フルーツタルト食べました。おいしい😍ねむはなに食べさせたい!
村岡 由梨さんがアルバム「2017年・ポーランド」に写真7件を追加しました — 場所: Centrum Sztuki WRO / WRO Art Center · ヴロツワフ (ポーランド・Lower Silesian Voivodeship) ·
いよいよ明日夕方オープニングです!オリジナルトートやTシャツももらいました。今日はフリーだったので、色々市内を散策しました。おもちゃのような建物や、路面電車がきれいでした。Staromiejski公園というところに行ったのですが、敷地内に、ねむはなが好みそうなメリーゴーランドがあったり、親子連れが多かったりして、無性にねむはなに会いたくなり、またホームシックになりました😢。次来るときは、絶対に子供たちも連れてきます。学校なんか、休ませます。あと、なぜか、いやに物乞いにからまれました。St.Wojciech教会へ行って、旅の安全と、作品の上映の成功と、これ以上物乞いにからまれませんように、とお祈りして建物を出たら、早速物乞いにからまれました。とほほ
村岡 由梨さんが写真2件を追加しました — 場所: Auschwitz Memorial / Muzeum Auschwitz · オシフィエンチム (ポーランド・Lesser Poland Voivodeship) ·
新作のリサーチも兼ねて、昨夜遅くにヴロツワフを出て、夜行列車とバスを乗り継いで、アウシュヴィッツに来ました。唯一の日本人ガイドの中谷剛さんに案内して頂いたのですが、行きの列車が大幅に遅れて、他の見学者の方々を1時間近く待たせてしまうというハプニングもあり、一時はどうなることかと思いましたが、無事見学を終えました。場内はほとんど写真撮影OKだったのですが、どうしても写真を撮ろうという気持ちになれなくて、結局撮れたのは2枚だけ。中谷さんの解説はあくまで淡々と客観的事実を積み重ねるような語り口で、その内容は、何千年も遡ったユダヤ教の起源から、今日のポピュリズムの台頭の話題まで、多岐に渡り、とても重く、深い内容でした。一番強く印象に残ったのが、犠牲者が履いていた靴の山にポツンと置いてあった、小さな子供用の靴でした。作品を作っていて、どうしようもない無力感に苛まれることがあるけれど、私は私のやり方で、あきらめてはいけない、社会としっかり向き合っていくことが重要なのだと痛感しました。本当に、行ってよかったです。一生に残る経験になりました。
村岡 由梨さんがアルバム「2017年・ポーランド」に写真3件を追加しました — 場所: クラクフ ·
バスに酔っておえぇってなってたけど、方々の露店で売ってるこのプレッツェル?みたいなの、かったいけど、おいしかったなぁ😃これ、うちの母が絶対好きなやつだ。あと、ストロベリーアイスも食べた。はなが絶対歯噛みして悔しがるだろうな!ふふふ
村岡 由梨さんがアルバム「2017年・ポーランド」に写真4件を追加しました — 場所: VEGA Bar Wegański · ヴロツワフ (ポーランド・Lower Silesian Voivodeship) ·
ヴロツワフにある100%ビーガンのお店。一昨日、今日と2回も来てしまった。写真はミートローフもどきと、たっぷりの野菜。一生分のにんじんを食べました🐰。とにかくポーランドは野菜とスイーツがおいしい!店を出るとすぐ古い建物に囲まれた広場になっていて、大道芸に人が集まってました。
村岡 由梨 · ヴロツワフ (ポーランド・Lower Silesian Voivodeship) ·
ヴロツワフではめったにアジア人を見かけないんだけど、さっき夕飯を済ませて店を出たら日本人女性に話しかけられて、ここ数日の話を色々したら、「わぁ、すごい行動力ですね!」などと言われて調子に乗っちゃって、さらに調子に乗って自分の名刺を渡したりしてたら、最後にパンフレット渡された。エホバの証人の人だった。
村岡 由梨さんがアルバム「2017年・ポーランド」に写真2件を追加しました — 場所: Pałac Ballestremów · ヴロツワフ (ポーランド・Lower Silesian Voivodeship) ·
ヴロツワフのBallestrem Palaceでのofficial screening with artistが無事終わりました。…と言いたいところなんですが、大失態をおかしてしまいました😨😨😨。時間に間に合うように余裕を持ってホテルを出たんだけど、途中Art centerに寄って交通費などの払い戻しの手続きなどをしてたら書類に不備があり、走ってホテルに戻って書類を持って、また走ってArt centerに寄って手続きをして…という感じでタイムロスしてしまい、さらにその後上映会場へ行く道で迷子(ぎゃー!!!)になってしまい、途中偶然コーディネーターのマグダレーナに出くわして、やっと一緒に会場に着いたらすでにアーティスト紹介が終わってたらしく…せっかく練習した英語のスピーチを披露することなく終わってしまいました…。全然with artistじゃない…。私って一体…。ことの顛末を電話で野々歩さんに報告したら、「何のためにポーランドへ行ったんだ」とがっつり怒られました。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい💦💦💦「代わりに面白い作品見つけて来い!」と言われたので、後ほど写真アップいたします。でも、上映会場は「palace」というくらいだから、すごい建物なんだろうなと思っていたら、本当にすごい建物でした。中に入って階段を下ると、薄暗い地下空間が広がっていて、インスタレ―ションなどが展示されていたり、大きなスクリーンが設置された広めのスペースがあったりして、私の作品はこのスペースで上映されていました。お客さんは30〜40人くらいいたと思います。しかし、改めて自分の作品を観ると、とにかく内容が暗くて重くて、場違い感半端なかったです(苦笑)。現在のライトでおしゃれなメインストリームから完全にはずれてるわ、こりゃ。という感じ。でも、それが自分の作品の良さだな、と思ったりもするので、これからも自分なりにこだわって作って行けたらいいなぁと思っています。絶対負けねえ!!!上映は6月11日までやっているので、引き続きよろしくおねがいいたします!野々歩さんは怒ってたけど、私にとって今回のポーランド滞在は、非常に意義のある、濃密な経験になりました。今年中にセルビアで滞在制作する予定(どうなるかわからないけど)ですが、きっと今回の経験がすごく生かされるはず。とにかく明日の飛行機で日本に帰ります!ねむはなに早く会いたい!
村岡 由梨さんがアルバム「2017年・ポーランド」に写真7件を追加しました。 · ヴロツワフ (ポーランド・Lower Silesian Voivodeship) ·
他のアーティストの作品はヴロツワフの町のあちこちで展示されていて、デパートのウィンドウにディスプレイされていたり、パフォーマンスだったり、インスタレ―ションだったりします。全部は回りきれなかったけど、いくつか写真をアップします!WRO特製Tシャツを着ている人や、特製トートバッグを持っている人もちらほら見かけました。